奥会津三笑窯

     窯詰め 写真

  奥会津に築窯した窖窯と、その後ろに設置した登り窯部分には、一回の窯焚きに700s〜800sの陶土を使った作品が入ります。
  窯詰めは通常、4〜5日間かけます。
  使う陶土も、焼締め陶なので作品を並べる場所によって想定される温度に適した土にそれぞれ仕上げています。
  つまり、窯の後ろの部分に並べる作品の土は、比較的低い温度で焼き締まるように、また、火前のものは約1350℃という高温に耐えて
  焼き締まるように調整してあります。
  そして想定した作品の仕上がりに対して、炎の流れ、灰の飛び方などを予測しながら慎重に棚を組み、並べていきます。
  また、作品同士や棚板と作品がくっついてとれなくならないようにも気を付けなくてはなりません。
  本当に気を使うパズルのような作業が狭い窯の中で続きます。
  終わった後の乾杯はこたえられません!!

奥会津・三笑窯 窖窯 窯詰め写真

窖窯の奥 尻尾の部分と4列目です 窖窯の内壁  耐火レンガも焼けています 4列目の完了 尻尾の部分が終わりました
 
3列目 真ん中にあるのは岩魚の骨酒用器 窯詰め3日目 ようやく2列目完了 火前左下 薪が当たりませんように!!
 
火前左上 炎と灰がうまく流れますように!! 火前右下 オキが思い通りに被りますように!! 火前右上 兎に角うまくいきますように!!
 
火前の全景 焚き口と空気孔をつくり窖窯を閉じる
 
登り窯 焚口側 棚板1列分のスペースです 登り窯 奥側  焚口と空気孔をつくり窯詰め終了
 

窯詰め番外編  窯詰めの合間にこんな楽しいことも!!

コール君の炭焼き風景 ナラ炭だけじゃなく、いろいろ焼いてみました こんなステキな物干し場も作りました
 
藤八の滝 ミズゴケが素敵なコケ玉に!!
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