炭焼きのこと |
奥会津三笑窯
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奥会津三笑窯に、ドラム缶で作った炭焼き窯を3基設置しました。
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左側が1号機、「ちゃ子ちゃん」 右側が2号機、弟の「コール君」
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焚口で焚いた熱をドラム缶窯に 導きいれる穴を開けます。 出来るだけ上の位置で、大きさは 15×10p 程度。 底になる部分には、水抜き用の 穴を3カ所程度。 |
炭材出し入れ用の穴を 45×25p 程度の大きさで開け、切り取った部分は 蓋にします。 |
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熱導入用に開けた穴の反対側に 煙突用の穴を開けます。 位置は出来るだけ下で大きさは 約 φ10p 程度。 煙突はストーブ用の煙突を利用。 |
すっかり暗くなってしまいました。 ドラム缶の下から水抜きの穴から出た 水が浸透するようにしておき、煙突側を 若干下げて設置します。 焚口はブロックやレンガなどで作ります。 ちゃ子ちゃんの焚口は耐火レンガです。 |
保温と密閉のため、土で覆って叩き締めます。 上の部分は、炭材を入れてから 15p 程の厚さに盛って密封のため叩き締めます。 さあ、これで準備完了!! あとは、自然(じねん)に入るまでの窯焚きと、炭化終了を見計らっての窯止めまで、およそ 12〜14時間 そして、窯が冷えるまで15時間ほど。 窯が冷えたら、こちらもワクワク・ドキドキの窯出しです。 |
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1.ドラム缶を準備します |
2.蓋と炭窯本体の作成 ドラム缶を三つに切り分ける 蓋は上から5p 本体は下から62pで切りました |
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3.排煙口をつくる 本体の下部4カ所に底辺を残して コの字型に切り込む 6p × 5.5p 切り口は煙突を差し込むために外に 曲げておく |
4.熱を導入する穴をあける ドラム缶の底面中心にφ10pの 穴をあける 中に熱導入用の筒を立てるので 切り口は内側に立てておく |
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5.煙突を加工する 煙突は90pの単管を利用しました 排煙口に差し込むため斜めに切り 落としました |
6.設置イメージ 炭窯本体を焚口の上に載せました 蓋は10p間隔で切り込みを入れて 外側に曲げて本体に被せやすくして おきます |
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7.炭造君 完成 ちゃ子ちゃんとコール君の間に設置 した「炭造君」 周りに囲いをして保温と密閉のため 土を叩き固めました 煙突の軍手は作業中の泥除けです |
8.炭焼き成功 ドラム缶2/3ほどの大きさですが うまくいくと10Kg位の炭が出来ます 真ん中は下の焚口から熱を導入する 筒です ストーブ用の煙突を利用しました |
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奥会津三笑窯では、ちゃ子ちゃんと コール君のおかげで暖かくて美味しく 過ごしています。 |
ブロッコリー レンコン 栗 松ぼっくり |
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竹 ドングリ |
リンゴ キノコ トウガラシ いろいろ楽しんでいます。 |
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岩魚 釣った岩魚を昭和村の木でつくった炭で!! 美味しさも倍増です |
筒のまま焼いた竹炭 花器にしても楽しめます |
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かぼちゃ レンコン くるまぶ タケノコ 等など ・・・ |
夏休みの自由研究 炭焼きに取り組んでみました |
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